77BOA DRUMS予告編(90sec.)
77BOADRUM
2008年 上映時間:77分+777秒 日米共同合作
日本語版上映/カラー/ DLP上映
77BOADRUM
監督:川口 潤
撮影:川口 潤、 Chris Habib 、 unknown You Tube cameraman
出演 (プレイヤー):77BOADRUM(V∞REDOMS,Hisham Akira Bharoocha、David Nuss、Brian Chippendale、Jaiiko Suzuki、Andrew W.K、David Grubbs、and more)
配給:KATHMANDU TRIO PRODUCTION、BORETRONIX
2007年7月7日、ニューヨークで開催されたライブイベント「77BOADRUM」。
ボアダムスのコンセプトを基に77台のドラムで一斉に演奏された
驚愕ライブパフォーマンスの実態が遂に映像化!
( 以下、ライブ当日に配布されたフライヤーより抜粋
YOU are the 78th member! This is because the sound will spiral outwards,from left to right,like DNA,from deep inside of us right out to you. The 77 drum group is one giant instrument,one living creature. The 77 boadrum will coil like a snake and transform to become a great dragon!
-EYE
【 story 】
ライブ・アースと時を同じくして 2007 年 7 月 7 日、 NY はブルックリン橋のたもとで行われたこのイベントは、 V ∞ REDOMS のアイデアに協調した仲間や企業がボランティアに近い形で参加、協賛し開催されたフリーコンサートで、結果的に V ∞ REDOMS の結成 20 周年を記念するアニバーサリーライブにもなりました。ポピュラー音楽における最もプリミティブな楽器=ドラムが 77 台、それと共演するのは eye が扱う CDJ やディスコミキサー、エフェクト類、そしてスーパーアナログな七本のギターキット。これに野外会場ならではの自然音、聴衆の会話と歓声が交じり合う。この映画は当日のライブ映像を軸に、事前に行われたドラムリーダーを中心とした2日間のリハーサル風景、参加アーティストのインタビュー映像等を織り込んで構成されています。
【 introduction 】
実はこのイベントは 2006 年に行われる噂があった。当時私はその開催日に合わせて中米旅行を計画、メキシコを経由してニューヨークへ入る格安航空チケットを手にしていた。しかし招聘側の都合により土壇場でイベントは頓挫。私がその事実を知ったのはメキシコの熱い太陽の下だ。 2007 年、「今度こそ実現しそう」とメンバーが航空チケットを入手した知らせを聞いたのは開催日のわずか 10 日前。見事に揃ったラッキ? 7 、そしてニューヨーク。何かに意味を感じた私は昨年の屈辱を果たすべく、ビデオカメラ片手にニューヨークへ飛び立つ準備に走ったのであった。
フリーパーティーということもあってか(撮影許可がおりていたわけではないが)翌日にはこのイベントの模様が多数 You Tube に流出、また私以外にも主催者 VICE のオフィシャルカメラとインターネットラジオ放送局がそれぞれのミッションに沿って撮影していた。この映画はそれらを全て現象としてとらえ、 77BOADRUM のライブパフォーマンスを軸に総まとめにしたモノ、つまり結果的にライブドキュメンタリーとして完成させることが出来た映画である。
渦を描くように配置された 77 台のドラム、川のほとりでの開催地、 7 が揃った開催日、七夕。その他にも様々なキーワードがこのイベントの意味を連想させるが、この映画はそういったコンセプトの謎に迫るドキュメンタリーではない。コンセプチャルな説明は当日のプレイヤーはもちろん、オーディエンスにも一切行われなかったと思う。言葉を越えて、各々が自由勝手にその意味を想像できるのがこの現象の核を担う V ∞ REDOMS の醍醐味なのだ。
A possibility of a key to a new era - [ 川口潤 ]
【 BOREDOMS(V ∞ REDOMS) プロフィール】
ヤマタカ EY ヨが中心となって 1986 年に結成。当初から実験的なアプローチで明らかに異彩を放っていた。
88 年ソニック・ユースと当時の NY アンダーグランド・シーンの最先端に位置する来日公演で共演。彼らはボアダムスのステージに衝撃を受け、その名は一気にアメリカにも知れ渡る。 88 年インディーレーベル “ セルフィッシュ ” からファースト・アルバム「恐山のストゥージズ狂」をリリース。翌 89 年にはセカンド・アルバム「ソウル・ディスチャージ '99 」と、日本国内でも確実に高い評価を得るようになっていった。
92 年サード・アルバム「 POP TATARI 」をメジャーレーベルの WEA からリリース。日本音楽業界に少なからず衝撃を与えた。それまでの既存概念を軽々と打ち破るボアダムスの音楽や存在が十分理解認識されている環境とはいえなかったが、アメリカツアーをきっかけに 93 年アメリカでも「 POP TATARI 」を Warner Brothers からリリース。同年、「 WOW2 」をリリース。
5 枚目「 CHOCOLATE SYNTHESIZER 」ではロック文脈に縛られない自由で開放的な表現、理性的でプリミティブなサウンドは多くの若い世代を捕らえ、音楽関係者の称賛を浴びた。その後も国内外で精力的な活動を続け、実験的な精神に満ちあふれた「 SUPER ROOTS 」をシリーズ化し、常に新しいモノに挑戦し続けていた。
98 年に歴史的名盤「 SUPER ARE 」を発表。翌 99 年にはさらに押し進めた「 VISION CREATION NEWSUN 」をリリース。サン・コンシャスな意識が一層高まる。
2001 年 V ∞ REDOMS としてドラム 3 台と DJ の形態で円く輪を組み演奏すると言う、ボアダムスの核を追求していく形態を始めていく中、フジロックや国内外のフェスティバルでも活躍中。 2004 年には「 SEADRUM / HOUSE OF SUN 」をリリース。ボアダムスは 20 年にわたる活動の中で様々な音楽や文化を消化し、浄化して、力強く、衝撃的で美しい活力にあふれた音楽へと変え続けている。
【監督:川口潤プロフィール】
SPACE SHOWER TV/SEP を経て 2000 年に独立。親交のあるアーティストを中心に映像記録、制作に励み、プロモーションビデオの演出も多数 * 。今作が初の劇場公開作品となる。映画監督/甲斐田祐輔と共に KATHMANDU TRIO PRODUCTION の発足、運営にも携わる。主な作品「 eastern youth / その残像と残響音」「 envy / transfovista 」「 Chara / LIVE LIFE 」「 Kosmic Renaissance / LIVE IN TOKYO 」(全て DVD )その他 TWIGY 、 THA BLUE HERB の PV など
PHOTO : Mark Borthwick
早く見たいな~!!絶対見に行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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